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会長あいさつ

会長あいさつ

 長崎県言語聴覚士会は「ことばの障害」「聴こえの障害」「発声や発音の障害」などコミュニケーションの障害や「食べること、飲み込むことの障害」を対象としたリハビリテーションの職能団体です。

 1999年3月に第一回の国家試験が実施され、言語聴覚士が誕生しました。それを受け同年4月に言語聴覚士の学術と技術の向上、職業倫理の確立と、小児・成人の言語聴覚障害に対するリハビリテーションの普及。県民の皆様の医療・保険・福祉・教育の発展に寄与することを目的に当会を設立いたしました。現在は約300名の会員が所属しています。

 小児から高齢者まで、住み慣れた地域で自分らしく生活できるようにと地域包括ケアシステムの構築が進む中、医療、介護、福祉を取り巻く環境も目まぐるしく変わっています。また様々な職種の方々との意見交換の場も増えており、多角的な視点を持った人材を育てるための研修なども充実させていく必要性を感じております。

 昨今の新型コロナウイルス感染症の広がりが人と人とのコミュニケーションの場を奪っている現状は、私達言語聴覚士にとっても悲しくやりきれない思いです。コミュニケーションは、社会生活を営む上で必要不可欠なものです。早くこの感染症が収束することを願うばかりです。

 今後とも当会の活動に際しまして、ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

令和3年5月 長崎県言語聴覚士会
会長 田上由貴子